保育士・介護福祉士・資格のない方
障がい児、者の福祉には数多くの福祉職が関わっています。児童を対象の一部とすることと重い障がいの場合に大人まで一貫して保育的な関わりが必要なため保育士は大活躍です。成人に達すると体も大きくなり、日常生活介護の大半の場面でプロとしての介護福祉士の力が必要になります。
でも、資格のない人も障がい児者施設では多く働いています。一人ひとりがなんらかの理由やきっかけがあって「障がいのある人のそばで人生を送りたい」と考えて働いてくださっています。そうやって働きながら資格を取ろうとしている人も沢山います。
気持ちがあれば、仕事は始められます。技術は後から身につけられるからです。もしあなたがなにか出来ないかなと考えていたのなら、気軽に私達に声をかけて下さい。
医療職の新しい道
かつて医師・看護師・療法士といった医療職はヒポクラテスの誓いやナイチンゲール憲章に代表される博愛精神を発揮できる職業として医療を選択してきました。しかし時は移り、国の財政状況も変わり、いまでは医療費が掛かり過ぎるという理由で、医療現場は様変わりしつつあります。入院しても早期に退院が促されるし、ガンになっても外来通院で治療をすることを勧められます。徐々に優しさを発揮できる職場ではなくなりつつあります。
一方福祉場面には様々な医療ニーズを持っている人が利用するようになってきました。そのため私達の施設でも医療職の参加が必要になってきました。確かに最先端の医療をになっているという使命感は感じないかもしれませんが、そこには退院期間短縮やリハビリ日数制限の無い、じっくり利用者と付き合うことがあできる医療の現場が有ります。
もちろん医療は最先端の医療(治す医療)と付き合う医療(支える医療)両方が必要です。医療職のあなたにとって支える医療に関心があるのであればぜひ一度私たちの施設に見学にいらして下さい。